Limelight

New Horizon English Course 3 pg. 67-73

"I'll never dance again," Terry said. "Life means nothing to me."
"You have to fight!" Calvero said. "Think of the power that's in the universe. It moves the earth. You have the same power! All you need is the courage to use it. Life can be wonderful if you're not afraid of it."
That night Calvero had a wonderful dream. He was on the stage with Terry. He was singing and dancing in front of a large audience.

Some days later, Calvero had a chance to perform at a theater, but nobody laughed. While he was on the stage, the audience got tired of him and began to leave.
Late that night Calvero walked home in the cold wind. Terry was waiting for him. Calvero said, "I'm finished."
"Nonsense!" Terry said. "Remember the advice that you gave me. You have to fight now!"
"Calvero, look!" suddenly she shouted. "I'm walking! I'm walking!" Her legs were well again.

Terry went back to the Empire Ballet, and soon she became an important dancer. She was going to play the leading part in the next ballet. She was very happy.
One morning, Terry asked Calvero to marry her. She said, "Calvero, I love you. I've wanted to say it for so long. Please marry me."
"Nonsense!" Calvero said.
"It's not nonsense," Terry said. "I love you with all my heart."
"My dear, I'm an old man. Don't waste your youth on me."
That night Calvero left her.

For years Terry looked for Calvero. Now she was a famous dancer, and she still loved him.
One evening, the manager of the Empire Theater was drinking at the saloon in London. In front of the saloon an old street musician and his group were playing music. After the music was finished, the old musician came in.
The manager recognized him and was surprised. He said, "Calvero, why don't you come and see me at my office? I'd like you to have a show at my theater again."
Calvero was found at last. Terry was very happy.

Some days later, Calvero had a special show at the Empire Theater. The show was a great success. All the audience laughed and clapped. Terry was very pleased with the applause.
The curtain fell. Then suddenly Calvero could not move. He was dying of a heart attack.
Terry was shocked, but she had to get on the stage. She took Calvero's hand and said, "I'll be back soon." He nodded with a smile.
After she left, Calvero peacefully closed his eyes.
On the stage, Terry was dancing. She was beautiful in the limelight.

Official translation

Taken from the New Horizon's teachers manual.

ライムライト
「わたしはもう二度とおどりません。」テリーは言いました。「人生なんてわたしには何の意味もないわ。」
「たたかわなけりゃだめだよ。」カルヴェロは言いました。「宇宙の力のことを考えるんだ。この地球を動かしているじゃないか。きみにだって同じ力があるんだよ! きみに必要なのは,その力を使うだけの勇気なんだ。人生はこわがりさえしなければすばらしいものになるさ。」
その夜,カルヴェロはすばらしい夢を見たのです。テリーといっしょに舞台に出ていました。大勢の観客の前で,彼は歌ったりおどったりしていました。

何日かたって,カルヴェロはある劇場で演技をする機会がありました。でもだれも笑ってくれませんでした。彼が舞台に出ているうちに,観客はうんざりして,席をはなれだしてしまったのです。
その夜遅くなって,カルヴェロは,寒い風の中を歩いて帰ってきました。テリーが待っていてくれました。カルヴェロは言いました,「わたしはもうおしまいだよ。」
「そんなばかな!」テリーは言いました。「思い出してください,わたしにしてくれた忠告を。たたかわなければならないのは今度はあなたなのよ!」
「カルヴェロ,見て!」突然,彼女は大声をあげました。「歩いているわ!歩いているわ!」彼女の脚はよくなっていたのです。

テリーは,エンパイアバレエ団に戻りました。そしてまもなく,主要なおどり手になりました。次の公演では,主役をつとめることになっていました。彼女はとても幸せでした。
ある日の朝,テリーはカルヴェロに,彼女と結婚してくれるようにたのみました。
「あなたのことを愛しています,カルヴェロ。ずっとそのことを言いたかったんです。どうぞわたしと結婚してください。」とテリーは言いました。
「ばかげたことだ!」カルヴェロは言いました。
「ばかなことではありません。」とテリーは言いました。
「心からあなたを愛しているんです。」
「いいかい,わたしは老人なんだよ。きみの青春をわたしなんかにかけてむだにするもんじゃないよ。」
その夜,カルヴェロは彼女のもとを去って行きました。

何年もの間,テリーはカルヴェロをさがしました。今や彼女は有名なバレリーナになっていたのですが,それでも彼のことを愛していたのです。
ある晩のこと,エンパイア劇場の支配人がロンドンのある酒場で飲んでいました。その酒場の前では,1人の年老いた街頭音楽家とその仲間が演奏をしていました。演奏が終わると,その老音楽家は店に入って来ました。
支配人は彼がだれだかわかって,びっくりしました。そして言いました。「カルヴェロ,ぼくの事務所に会いにきてくれんかね?またぼくの劇場へ出てもらいたいんだよ。」
やっとカルヴェロが見つかったのです。テリーはとても喜びました。

何日かたって,カルヴェロはエンパイア劇場に特別出演をしました。その出し物は大成功でした。観客はみんな大笑いし,拍手をしました。テリーにはその拍手かっさいがとてもうれしかったのです。
幕がおりました。すると突然カルヴェロが動けなくなりました。心臓の発作で死にそうになっていました。
テリーにはショックでした。でも彼女は舞台に出なければなりませんでした。カルヴェロの手を取って彼女は言いました。「すぐ戻りますからね。」彼はにっこりしてうなずきました。
彼女が出ていったあと,カルヴェロは静かに目を閉じたのでした。
舞台では,テリーがおどっていました。ライムライトを浴びてとてもきれいでした。

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